南の島へ行くオタク ～ドキサバはじめました～

こんにちは。今年の目標は「がんばってブログを書く」のなっちーです。
決して「日課：ブログを書く事」のキャラを好きになったからではありません、決して。（本当に違います）

さて、早速ですが先日南の島へ行ってまいりました。
まぁ、行ったというよりは「漂着した」というのが正確な表現ですが。

･･････はい。

こちらです。

年明けに偶然実家近くのブッ●オフで見つけて即買いしました。
人生初の乙女ゲームです。

というわけで、約8年前のゲームらしいですが、プチプレイ日記です。
諸々表現等痛々しいかもしれませんが、まぁお気になさらず。

※購入動機は「夢体験したい」というよりも「王子様が女の子と恋愛する様を見たい」という要素が大きいので、夢女各位は諸々釈然としないと思います。
※スチルは載せていませんがネタバレはバンバンしています。
※以降色々と茶化した表現が続くので、あらかじめご了承ください。

『テニスの王子様 ぎゅっと！ドキドキサバイバル 海と山のLove Passion』

著名度のあるゲームであり実況動画も多数アップロードされているため、各位ルート等皆様の方がお詳しいかもしれません。
とりあえず取扱説明書のあらすじにはこう記されています。

中学テニス全国大会を前に、
選抜選手たちの強化合宿が行われることになった。
絶海の孤島で、精神修養を目的とした特訓を行うという。
ところが到着の前日、選手たちの乗った船は、嵐に巻きこまれ座礁してしまう。

たまたまその船に乗り合わせていた船長の娘とその友人は、
やむなく選手たちとともに救命ボートに乗って、船を脱出する。
だが、潮流でボートが流され、顧問の先生や船長たちとはぐれてしまう、

何とか島にたどり着き、合宿所に到着してみると、
そこはログハウスがいくつかあるだけの、ささやかなキャンプ場。
大工用具やランプなど、多少の道具はあるものの、
水・燃料・食料などは自分たちで手に入れなければならない。

こうして思い掛けない、突然のサバイバル生活が始まった――。

誰から攻略しようかな～～
せっかく四天宝寺いるバージョンだしな～～～四天宝寺にしてみようかな～～～～

･･････千歳のオンナになりてェ～～～～～！

と思い、攻略方法等何も調べずに最初はすべて直感で山編をプレイしてみました。

その結果、大石が謹慎処分をくらいました。（千歳にはフラれました）
何故だ大石、君が一体何をした大石。

正直千歳にフラれたことよりも作中の大石があまりにもあんまりだったので、そちらの印象ばかりが強いです。
というわけで、以下千歳の会話ではなくひたすら大石の理不尽な処遇について書きました。
（処遇の理由は後にきちんと明らかにはなるのですが、それにしても過程があんまりだなぁと傍から見ていた大人はちょっぴり思いました）

①毎晩恒例の報告会にて

手塚「何か見つけた者はいるか？」
伊武「東の海岸近くで大量の缶詰を見つけました」
大石「先生の落とし物だよ！先生はきっとすぐ傍にいる！今からでも探しに行こう」
※あらすじのとおり、彼等は遭難以降先生たちとまったく連絡が取れていません。

手塚「落ち着け大石」

たぶん誰よりも落ち着いているのは大石です。
だけど周りも含めて大石への風当たりは強い。

手塚「もし持ち主が先生ならば今頃もう合宿所まで来ているはずだろう」
乾「そうだ、手塚は論理的だ」
大石「･･････わかったよ」

わかっちゃうんだ。そんなに論理的かなこの手塚。
そうだよね。まだ中学生だもんね、周りに味方が誰もいなかったらたじろいじゃうよね。

②翌朝

大石「昨日伊武が缶詰を見つけた場所へ行っていいか？」
手塚「やめておけ、行き違いになるだけだ」
不二「先生方が心配なのはわかるけど、気にし過ぎじゃないかな」
菊丸「そうそう、あのバアさんたちならいつかひょっこり出てくるって～」

どう考えても気にし過ぎではないと思います。だって絶海の孤島で未成年だけが取り残され、大人たちが全員行方知れずなんですよ。

最も正常な感性を保っているのはやっぱり大石です。
何で不二と菊丸はそんなに楽観的なんだ？

③その日の夕方

大石「大発見だよ！竜崎先生を見つけたんだ」
河村「どこにいたんだい？」
大石「崖だよ。俺と目が合ったと思ったらいきなり逃げ出しちゃって」
手塚「見間違えではないのか？どこで見かけた？」
大石「ここだ（地図を指す）」
手塚「･･････予定よりずいぶん遠くまで足を延ばしたんだな」

ヒェ～～～～～ｗｗｗｗｗ
怖い、めっちゃ怖いよ手塚。真っ当に報告したのにこんな言い回しされたら恐怖心で泣いちゃう。上司にしたくないキャラNo.1になっちゃう。

④さらに翌朝

手塚「先生方の件はしばらく見送る」
大石「えっ！？どういうことだ？」

何ということでしょう。
「もう暗いから」という理由で昨晩は半ば無理矢理捜索を打ち切りましたが、今や頭上は完璧な晴天なのにもかかわらずです。
流石の大石も食って掛かりはじめます。
ところが。

菊丸「大石、少し落ち着いた方がいいぞ」

昨日から菊丸は一体どうしちゃったんだよ。

桃城「でも部長、先生の可能性があるんだから調べてみましょうよ」
河村「うん、やっぱり気になるよ」

ようやくまともな味方が現れ始めました。流石は青学。頼りになるのはやっぱり青学です。
ちなみにこの朝礼や報告会は全員参加のため氷帝、立海、四天宝寺、不動峰などのキャラもいるはずなのですが、ほぼ全員が傍観を決め込んでいます。冷たいな。

大石「例え手塚が反対しても、俺は一人でも探しに行くぞ」
手塚「ならば大石。お前は今日の夕方までロッジから出ることを禁止する」
大石「･･････それは、謹慎ってことか？」
手塚「少し頭を冷やせ」

一番頭が冷えているのはおそらく確実に大石です。
何ということでしょう。全国大会直前に、まさかあの青学の部長自らが副部長に謹慎を言い渡していたとは。
月刊プロテニスにすっぱ抜かれたらもうおしまいです。井上さんたちがそんな記事書くわけないだろうけど。

切原「何か変な雰囲気だけどいいんスか？」
真田「手塚なら何か考えがあるのだろう。俺は従う」

こんな時に手塚会（※手塚信者っぽいキャラの通称）の本領を発揮しなくていいんだよ真田！
駄目だろ！今こそ空気を読まない時だろ！止めてよ！海編で幸村部長が泣いてるよ！（知らんけど）

「ドキドキ（恋愛）」というよりはもはやこの惨状は完全に「ドキドキ（物理）」です。ストレスフルだよ～嫌だ～～～家に帰りたい～～～～～！

手塚「みんな慣れない生活でストレスも溜まっている。今日は無理せず身体を休めよう」

現時点での一番のストレス源は間違いなく手塚だけどな。
ちなみにこの朝礼、険悪な雰囲気のためかBGMがクッソ不穏です。シオンタウンみたいな不協和音が鳴り響いています。こんな朝礼は嫌だ。

伊武「手塚さん･･････ひょっとして独裁者？」
橘「陰口はよせ」

毒舌キャラで売っている伊武も今ばかりはごもっともだよ。あと陰口っていうよりは本人にめっちゃ至近距離で聞こえているので普通に悪口だと思います橘さん。

⑤その日のお昼

大石の謹慎は半日のため、ようやくロッジから出られました。
桃城、河村、乾が心配そうに駈け寄ります。
ところが。

大石「ゆっくり休んでわかったよ」
大石「確かに最近の俺は冷静さを欠いていた」
大石「俺は本来手塚を信頼してフォローしなければいけない立場なのに」
大石「手塚が俺たちにとって悪いことをするはずがないだろ。何かわけがあるんだ」

半日で一体何があった大石。ロッジで変な電波でも流されたか大石。いや言ってる内容は合ってはいるんだけど。
君は何も間違ったことを言っていないと思うぞ大石ィ！

⑥やっとこさ夕方

菊丸「大石、ひっさしぶり～」

菊丸が怖い～～～！
君たち泣く子も黙る黄金ペアじゃないのか、比嘉戦直前で大石が怪我で戦線離脱した時本人よりも悔しそうだったじゃないか菊丸。

謹慎は別にいいのか菊丸。

ちなみにこの日の21時に手塚からきちんと真相が明かされますので、そこはご安心ください。
まぁほとんどの方は理由にお気付きだと思いますけど。

そんなこんなでひたすら大石に心を痛めていたら最終日を迎え、千歳に告白して普通にフラれました。
何で？速攻で親愛度MAXにしたのに･･････！（※調べて発覚しましたが、ぎゅっサバは親愛度MAXにした後も当該キャラのみに絞って攻略を続けていないと告白に失敗するようです。浮気はアカン。）

もう仕方がないので素直に攻略方法調べました。インターネットには数年分の先人たちの知恵がぎゅっと詰まっていました。
２周目で無事に千歳エンド迎えられました。

･･････乙女ゲーム最高～～～！！！！！！！！
やばい～～～千歳に指輪貰ってしまった。最高かよ。君はこうやって意中の女の子を口説いているのか。知見を得た。

今は四天宝寺ハーレムエンド狙ってやっていますが、もう全力で真面目に本名でやってます。（旧姓で）めっちゃ本名呼ばれている。ワーオ。

ところでハーレムエンド難しくないですか？もう３回くらいやり直しているんですが、誰も私を取り合ってくれません。そんなところまで現実と一緒じゃなくていいです。

ちなみに正式に個別エンドへ突入しないと大石が例の理不尽な謹慎を喰らいます。つまり私がプレイした段階で既に４回は意味もなく大石がロッジに閉じ込められています。マジでごめん大石。 

乙女ゲームは奥が深いですね。当面の目標はやっぱり四天宝寺ハーレムエンドです。

～おまけ～

ドキサバには「音声マイクを利用してキャラを呼び出す」機能があるのですが･･････

私「千歳！」
乾「すまないが、名前で呼ぶのはまだやめてくれないか」

何でだよ。

おしまい。